岩津学区(再放送)
【番組タイトル】 | 岩津学区(再放送)| 市役所発→情報特急!!「まちものがたり」 |
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【番組放送時期】 | 2019年10月12日版 |
【内容】 | 2018/4/11〜初回放送分 |
【WEB番組ガイド|チャンネルおかざき】 | 岡崎まちものがたり|10月の放送 |
岡崎まちものがたり「岩津学区」 2018/4/11〜初回放送分
昭和30年に額田郡岩津町が岡崎市と合併して60年余りが経ちますが、その立地から岩津学区は弥生時代の大昔から人の暮らしが営まれていました。岩津第1号古墳を初めとする古墳が数多く発見され、今後も開発が行われるたびに新たな古墳や住居跡が発見される可能性がある地域です。また、松平氏や徳川氏にゆかりのある神社仏閣が数多く残っているのもこの学区の特徴です。
岡崎市内のみならず、県内外から参拝客が訪れる岩津天満宮は、岩津学区の誇りです。徳川将軍家ゆかりの寺、信光明寺の一誉上人が鎌倉の天満宮で病気平癒を祈願したところたちまち病が治ったため、天神様の分霊をこの地に祀ることになったのが岩津天満宮の始まりです。そのため学業成就の天満宮として、また病気の苦しみを取り去ってくれる神様として親しまれています。願掛け撫で牛やいぼとり石などを目当てに、病除けを願う参拝客が絶えません。また、合格祈願の絵馬が毎年2万枚以上かけられる上に、合格のお礼に再び天満宮を訪れて絵馬をかける人も多くいます。
岩津天満宮と深い関わりがある信光明寺は、国の重要文化財に指定されている観音堂が有名ですが、この番組では江戸時代から明治43年まで本堂にあった欄間を取り上げています。これまで蔵にしまい込んでいたため、ほとんど人の目に触れることがなかったのですが、せっかくなので広くみなさんに見てもらいたい、との思いから、現在の本堂に設置することになったそうです。歴史的にも価値がある欄間は一見の価値があります。
阿吽の仁王像が山門を護る真福寺は西暦594年に建立され、三河地区最古の寺として今に至っています。目の健康に御利益がある水体薬師如来として、愛知県下はもとより全国より多くの信仰を集めています。本堂横の招福の鐘は、突けば幸せが訪れるといわれ、若者たちにも人気を博しています。
歴史と文化に包まれた岩津学区の魅力を番組でぜひお楽しみ下さい。