細川学区(再放送)

※このページの配信動画は本放送のフルHDとは異なり標準画質以下にダウンコンバートして配信いたしております。ご了承ください。
【番組タイトル】 細川学区(再放送)| 市役所発→情報特急!!「まちものがたり」
【番組放送時期】 2019年9月13日版
【内容】 2018/02/11~初回放送
【WEB番組ガイド|チャンネルおかざき】 岡崎まちものがたり|9月の放送
岡崎まちものがたり「細川学区」
岡崎まちものがたり「細川学区」

岡崎まちものがたり「細川学区」 2018/02/11~初回放送
 岡崎市の北部に位置する細川学区は、矢作川沿いの細川地区や仁木地区、そして村積山のふもとにある奥山田地区に集落ができたことがその始まりです。かつては山間や川沿いの水田や果樹栽培、木工関連の産業が中心の地区でしたが、昭和40年代に入ると自動車関連に従事する人が増え、専業農家は減少しました。また、自然に恵まれた環境の良さから北斗台団地などの住宅団地が多く建設され、人口が急増しました。
 自然豊かな細川学区を見守るのが標高268mの村積山。村積山自然公園にはウォーキングや散策に便利な遊歩道が整備され、地域のみなさんの憩いの場として活用されています。
 細川学区の誇りとも言えるのが「奥山田のしだれ桜」。702(大宝2)年に持統天皇がこの地を訪れ、自ら桜の木を植えたという言い伝えがあります。奥山田地区のみなさんは1300年以上にわたりこの桜を大切に守ってきました。毎年3月末になると美しい花を咲かせ、訪れる人々を楽しませてくれます。また、2009(平成21)年には「里帰り」と称して、持統天皇ゆかりの奈良・薬師寺に奥山田の桜を接ぎ木するなど、後世への継承も精力的に行っています。他にも、古村積神社や仁木八幡宮といった村社では毎年例大祭が盛大に行われています。
伝統文化の継承に子どもたちが一役買っているのも細川学区の特徴です。細川小学校には「郷土芸能クラブ」と「チャラボコクラブ」があり、郷土芸能クラブでは奥山田地区に伝わる御殿万歳を、チャラボコクラブは三河独特のチャラボコを次世代に継承していこうと、熱心に練習に励んでいます。
豊かな自然に囲まれた閑静な住宅街と、長い歴史を物語る史跡の数々。そして伝統を受け継いでいこうという子どもたちの姿をぜひご覧下さい。