市民招待席 |11月の放送

市民招待席 11月のご案内 タイトル

♪今月の市民招待席♪
【市民招待席】

市内で開催された講演会、式典、コンサート、市議会定例会などをほぼ編集なしでお送りします。
毎日放送 21:30~

A:第2回慢性腎臓病(CKD)対策講演会in岡崎

今回の市民招待席は7月22日、岡崎市福祉会館で開催された、第2回慢性腎臓病(CKD)対策講演会in岡崎をご紹介します。
岡崎市民病院 腎臓内科統括部長の朝田啓明氏を講師に迎え、慢性腎臓病(CKD)の対策について様々なお話をして頂きました。
初めに、老廃物の除去、血圧の調整、赤血球を作る司令塔、体液量・電解質のバランス調節など腎臓の主な働きを解説。あまり知られていない強い骨を作るのに腎臓の働きがとても重要なことも知ることができます。そして、それぞれの働きが悪くなると尿毒症、高血圧、貧血、むくみ、骨粗しょう症などが起こる仕組みも解説して頂きました。
慢性腎臓病(CKD)については末期になるまで自覚症状が無いことから、健康診断を受けることが大切だとわかります。また、慢性腎臓病(CKD)の従来と現在の捉え方の違いや症状を引き起こす様々な原因についても詳しく聞くことができます。
朝田氏の講演後には、岡崎市民病院 薬局 薬剤師の柴田浩行氏を講師に迎え、薬の大切さ、薬の効果、お薬手帳の3点から慢性腎臓病(CKD)の対策についてお話をして頂きました。薬を正しい知識で正しく使えば腎臓の働きを助け、腎臓を悪くする別の病気を予防できることがわかります。
さらに、岡崎市民病院 栄養管理室 室長の簗瀬徳子氏には食事面での慢性腎臓病(CKD)の対策方法を解説して頂きました。
塩分やたんぱく質の減らし方や適切なエネルギー量の維持といった腎臓にやさしい食事のポイントを知ることができます。
慢性腎臓病(CKD)は治る病気ではありません。しかし、正しい自己管理と治療で進行を遅くすることができます。
是非、番組をご覧頂き腎臓について考えてみて下さい。腎臓を守ることは命を守ることにつながります。

 1日 (木) 21:30~
 4日 (日) 21:30~
 7日 (水) 21:30~
10日 (土) 21:30~

B:夏休み親子で学ぼう!認知症サポーター養成講座

 平成30年7月31日に岡崎市福祉会館で行われた「夏休み 親子で学ぼう!認知症サポーター養成講座」の模様をお送りします。
 「認知症サポーター」とは認知症について正しく理解し、認知症の人やその家族が地域で安心して暮らせるよう支援する「応援者」のことで、徘徊しているお年寄りを見かけたら声をかけたり、警察に連絡するなど、日常生活の中で自分のできる範囲で支援していきます。
 「認知症サポーター」になるには養成講座を受ける必要があるのですが、今回はその「養成講座」の模様を放送します。講師は「認知症サポーター養成講座」を行うことができるキャラバン・メイトと呼ばれるお二人に務めていただきます。「親子で学ぼう」とあるとおり、小・中学生にもわかりやすい講座となっています。
 講座の前半は「認知症の基礎知識」をスライドを使って説明していきます。「物忘れ」と「認知症」はどう違うのか、原因とその症状、認知症の人と接する時の注意点など時折クイズも交えて説明していきます。原因となると、多少難解なイメージがありますが、イラストや実例を交えてわかりやすく説明がなされます。
 後半はグループワークを行います。キャラバン・メイトの方が認知症の人への間違った対処法を実演し、グループで正しいと思われる対処法を話し合い、その結果を発表していきます。二つのグループに発表いただいていますが、中々興味深い発表となりました。また、現在の岡崎市の取り組みや20以上ある相談窓口の紹介も行っていただきます。
 2015年の厚生労働省の発表によると、日本の認知症患者は460万人余り、65歳以上の7人に一人は認知症と推計しています。今後高齢化が進んでいくにつれ、更にその数と割合は増えるでしょう。この講座をご覧いただければ正しい知識と接し方を学ぶことができます。
ができます。
 2日 (金) 21:30~
 5日 (月) 21:30~
 8日 (木) 21:30~
11日 (日) 21:30~
14日 (水) 21:30~
17日 (土) 21:30~
20日 (火) 21:30~

C:弁護士に聞く!早めの空き家対策

 近年、人口減少や、高齢化、少子化の進行による核家族化や高齢者のみの世帯の増加、更には居住形態の多様化など、社会構造やニーズの変化に伴い空き家が増加傾向にあり、全国的に空き家の問題が顕在化しています。このような背景のなか、「空き家等対策の推進に関する特別措置法」が平成26年に制定されました。そういった社会問題化している空き家への対策について、弁護士の市村陽平氏を講師に迎え、「弁護士に聞く!早めの空き家対策」と題してセミナーが行われました。
セミナーの中では、空き家が発生する原因について、前述した以外に人口の大都市部への集中や過剰な住宅供給、固定資産税増加の回避などを挙げ、「空き家等対策の推進に関する特別措置法」が立法した経緯についてお話しされます。また、空き家所有者に課せられる責任について、民放717条の「土地工作物の設置、保存に関する義務」を例に、その大きさについてお話しされます。空き家のリスク、所有者に課せられる責任の大きさ、それに伴う空き家の適切な管理方法や所有権の放棄が簡単にできるのか?という話題に加え、今回の特措法にある特定空き家と認定された場合の責務、手続き等にも言及されます。これから空き家を発生させないための対策として、相続制度や後見制度、また比較的新しい制度である家族信託制度などからどのような対策があるのか。また、その対策についての様々な手続きやよくある事例、判例など弁護士の実務経験からわかりやすく解説されます。
現在、社会問題化している空き家問題も、対策が具体化されてきたのは最近の事です。近年の金利低下に伴い、住宅ローンの組み易さから持ち家を持つ方も増えていると思います。これからの空き家対策には、国や自治体の政策とともに、私たち一人一人が今回のようなセミナーを参考に空き家問題に意識を向けていく事が必要なのかもしれません。

 3日 (土) 21:30~
 6日 (火) 21:30~
 9日 (金) 21:30~
12日 (月) 21:30~
15日 (木) 21:30~
18日 (日) 21:30~
21日 (水) 21:30~
24日 (土) 21:30~
27日 (火) 21:30~
30日 (金) 21:30~

D:食品衛生月間特別講演会 「漫画と文学の中の寄生虫~身近にいる危険な生物~」

13日 (火) 21:30~
16日 (金) 21:30~
19日 (月) 21:30~
22日 (木) 21:30~
25日 (日) 21:30~
28日 (水) 21:30~

E:地域福祉講座 「外に出られない大人たち 学校にいけない子どもたち~ひきこもりについて考える~」

23日 (金) 21:30~
26日 (月) 21:30~
29日 (木) 21:30~