早めの対策が肝心!住宅地震対策
【番組タイトル】 | 早めの対策が肝心!住宅地震対策 |
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【番組詳細】 | 市役所発→情報特急!!「特集」|2018年9月1日版 |
皆さんは、住まいの地震への備えは万全ですか。住宅の地震対策として、今、見直されているものがあります。それは、ブロック塀の安全確認の重要性です。今年6月に発生した大阪府北部を震源とする地震では、倒壊したブロック塀等の下敷きとなり歩行者が亡くなるという被害も起きました。そこで今回の特集は、ブロック塀にスポットを当てた住宅の地震対策についてお届けします。
最大震度6弱を記録したこの大阪での地震を受け、官民問わず全てのブロック塀や石壁の所有者に対し、改めて安全点検をすることを国土交通省が要請しています。ブロック塀の点検のポイントは、5つ。まず1つ目は、高さが2.2メートル以下であること。2つ目は、厚さが10センチ以上(高さが2メートルを超える場合は15センチ以上)あること。3つ目は、高さが1.2メートルを超える場合に塀を支えて強度を高めるため、控え壁が一定間隔で設置してあること。そして4つ目が、適切なコンクリートの基礎があること。最後の5つ目が、塀に傾きやひび割れがないことです。点検の結果、5つのポイントの内1つでも該当しないものがある場合には、大きな地震の際に倒壊の危険性があるため、通行者への注意表示をするとともに、安全なものに改修または撤去をするといった措置が必要です。ご自宅にブロック塀等が設置されている場合は、建築士などの専門家へ相談をするなどして、安全確認をお願いします。なお岡崎市では、道路等に面した転倒のおそれがあるブロック塀等に対し、撤去費用の補助もしています。番組では、ブロック塀の安全点検のポイントや、撤去費用の補助制度などについて、詳しくご紹介していきます。
私たちが暮らすこの地域では、南海トラフ地震がいつ起きてもおかしくないと言われています。地震への備えは、早めの対策が肝心です。ぜひ特集をご覧になり参考にしてみてください。
(この動画WEB配信は2018年9月7日より行っています。)